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🧼 シミ抜き辞典

コーヒー・キムチ・血液・ボールペン・口紅・黄ばみ・日焼け止め・サビ・カビなど、衣類のシミ25種類の落とし方。白い綿・色柄物・ウールやシルク別の方法、NG行為、乾いたシミの対処法まで。

🔎 何が付きましたか?

洗濯表示辞典 — 35の記号数字・下線・点・×の意味

📏 シミ抜きの基本ルール

  1. すばやく、こすらずに叩く付いて数分以内のシミは、ほとんどが水と洗剤だけで落ちます。こすると繊維の奥に押し込まれて広がるので、乾いたキッチンペーパーで外側から内側に向かって押さえ、吸い取らせてください。
  2. 裏から表へすすぐシミの面を下にして衣類の裏側から水を流すと、シミが繊維を通り抜けずに来た道から出ていきます。下にキッチンペーパーを当てて叩くときも同じ原理です。
  3. たんぱく質のシミは水から血液・牛乳・卵・泥のようにたんぱく質を含むシミに先にお湯を使うと、たんぱく質が熱で固まって繊維にこびりつきます。水で十分にふやかしてすすいだあとに、ぬるま湯で洗濯してください。
  4. タンニンのシミに先に石けんを使わないコーヒー・お茶・ワイン・ジュースのようなタンニンのシミに、洗濯石けんや固形石けんを先に使うと、シミがかえって定着しやすくなります。水ですすいでから液体洗剤を使ってください。
  5. 目立たない場所で先に試すアルコール・アセトン・漂白剤はシミだけでなく、衣類の染料や繊維にも作用します。縫い目の内側や裾の裏に少し付けて5分ほど置き、白い布で押さえて色が移らないか確認してください。
  6. シミが残っていたら乾燥機・アイロンは禁止熱は残ったシミを繊維に固定してしまいます。洗濯後、濡れた状態でシミが落ちきったか確認し、残っていれば処理を繰り返してから乾かしてください。確信がなければ自然乾燥が安全です。
  7. まず洗濯表示を見る家庭での洗濯禁止(洗いおけに×)、漂白禁止(三角に×)、ドライクリーニングの表示がある衣類は、家で無理をせず、何が付いたかをクリーニング店に伝えて任せたほうが仕上がりがよくなります。

🧴 家にある洗剤・薬剤ガイド

何に効くかと、使ってはいけない場面。

🧴 液体洗剤

ほとんどのシミの前処理で最初に使う薬剤。シミに直接塗って5〜10分置いてから洗濯します。

🍽️ 台所用中性洗剤

油を溶かす界面活性剤が多く、食用油・口紅・襟の皮脂汚れのような油のシミによく効きます。香りや色のない製品が安全です。

⚠ 洗濯機にたくさん入れると泡があふれます。シミの部分にだけ少量を。
🧬 酵素入り洗剤

たんぱく質分解酵素を含む洗剤(ラベルに「酵素」の表示)。血液・牛乳・汗・草の汁のようにたんぱく質が混じったシミに向いています。

⚠ ウール・シルクはたんぱく質繊維なので、酵素が繊維まで傷めることがあります。
🫧 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)

水に溶けると過酸化水素を出して色素を分解します。色柄物にも使える製品が多く、40℃前後のぬるま湯でよく効きます。

⚠ アルカリ性なので、ウール・シルク・革には使いません。金属のボタンやファスナーは長くつけ置きしないでください。
⚠️ 塩素系漂白剤

もっとも強力な漂白剤。白い綿・麻の古い色素やカビのシミに、最後の手段として使います。

⚠ 色柄物・ウール・シルク・ポリウレタンには使用禁止。サビや日焼け止めのシミはかえって濃くなります。酸性洗剤・酢・アンモニアと混ぜると有毒ガスが発生します。
🧪 消毒用エタノール

ボールペン・油性マジック・草の汁のように、アルコールに溶ける色素を溶かし出します。手指消毒ジェルも同じ成分なので、急ぎのときは代わりに使えます。

⚠ 引火性があります。一部の染料も一緒に溶けるので、先に試してください。
💅 アセトン(除光液)

マニキュアや一部の油性インクを溶かします。

⚠ アセテート・トリアセテート・モダクリル繊維はアセトンで溶けて穴があきます。必ずラベルを確認してください。
🍋 クエン酸・酢・レモン汁

酸性なので、サビ(鉄)や日焼け止めのオレンジ色のシミ、水アカのように金属が絡んだシミを溶かします。

⚠ 塩素系漂白剤とは絶対に混ぜないでください。色柄物は先に試します。

家庭での一般的な方法です。高価な衣類や素材が分からないものは、クリーニング店に相談してください。漂白剤・溶剤は製品の表示に従い、換気し、混ぜないでください。

このツールは何をするか

服に何かが付いたとき、検索すると方法がばらばらで、かえって悪化させてしまうこともあります。この辞典では、コーヒー・ワイン・キムチ・カレー・血液・ボールペン・口紅・汗の黄ばみ・日焼け止め・サビ・カビなど、よくある衣類のシミ37種類を成分(タンニン・たんぱく質・油・色素・油+色素・特殊)で分け、シミごとに今すぐやること、素材別の方法、やってはいけないこと、乾いてしまったシミの対処法を1ページにまとめました。

どう計算するか

シミ抜きのポイントは「何でできたシミか」です。たんぱく質のシミはお湯で固まるので水から、タンニンのシミは固形石けんで定着するので水と液体洗剤から、油のシミは台所用洗剤と生地が耐えられる温かいお湯、色素のシミは洗剤の後に漂白剤、油と色素が混ざったシミは油を先に、色は後から落とします。各ページはこの原則で手順を決め、なぜその順番なのかも説明しています。検索欄にシミの名前を入れるか、種類ボタンで探してください。

  • 付いたもの(例:コーヒー、ボールペン)を検索欄に入れるか、種類ボタンで探します。
  • シミのページの「今すぐやること」を順番に行い、終わった手順をタップします。
  • 衣類の洗濯表示を見て「素材別の注意」で自分の服に合う方法を確認します。
  • 洗濯後、濡れた状態でシミが落ちたか確認してから乾かします。

使うときに知っておくこと

  • どの薬剤も、縫い代の内側など目立たない所で先に試してください。
  • 塩素系漂白剤は酸性洗剤・酢・クエン酸・アンモニアと絶対に混ぜないでください。有毒ガスが出ます。
  • シミが残ったまま乾燥機やアイロンを使うと、熱で固まって落ちにくくなります。
  • ウール・シルク・革、水洗い不可の表示がある服は無理をせず、何が付いたかを伝えてクリーニング店に任せましょう。

よくある質問

どんなシミでもお湯で洗えばいいのでは?

いいえ。血液・牛乳・卵・泥のようにたんぱく質を含むシミは、お湯で固まって繊維に定着します。何が付いたか分からないときは、水ですすぐのが最も安全な第一歩です。

酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の違いは?

酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は比較的穏やかで、色柄物に使える製品も多くあります。塩素系漂白剤ははるかに強く、白い綿・麻に、洗濯表示が許す場合だけ最後の手段として使います。サビ・日焼け止め・汗の黄ばみにはむしろ逆効果です。

ここにないシミはどうすれば?

最も近い種類(油・色素・たんぱく質など)を選び、トップページの基本ルールに従ってください。成分が分からなければ、水ですすぐ→液体洗剤→確認の順が最も安全です。

この方法で服が傷んだら?

ここで紹介しているのは家庭での一般的な方法で、すべての素材に安全とは保証できません。高価な服や素材が分からない服は、最初からクリーニング店に任せるほうが安全です。

参考

家庭向けの一般的な案内です。漂白剤・溶剤は製品の表示に従い、換気してください。

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